神戸三宮の鍼灸院　彩はり灸院へようこそ　

あなたの辛い症状にもできることがあります。
誰にも分かってもらえないつらさを我慢しないでください。
あなたのためのツボをみつけて働きかける鍼灸で
毎日をもっと過ごしやすく、豊かなものにできたら。
そんな思いで施術しています。　　　　
彩はり灸院　森川彩子　

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　　　　　　　　　　　頻尿・膀胱炎の鍼灸ケア

すぐにトイレに行きたくなるので、睡眠は浅くなるし、出かけるのもとても心配になりますね。
おなかの痛みやおしっこをした後の痛み、嫌なにおい、おしっこに血が混じることもあります。

　原因は？

頻尿は膀胱炎の軽いものです。
おしっこの出口からバイ菌(おもに腸内細菌の大腸菌)が入ってしまい、尿道や膀胱の粘膜が軽く炎症すると、トイレが近くなります。

膀胱は伸び縮みする袋のようになっていて、腎臓でつくられる尿を溜めます。尿がたまると膀胱の皮(粘膜)が伸びて、尿がいっぱいになったと知らせます。でもその粘膜に傷ができると、少しの尿がたまるだけで刺激になってすぐにトイレに行きたくなります。
炎症がひどくなると、膀胱炎になります。膀胱炎になると炎症による傷で尿が濁ったり、血が混じることもあります。膀胱のまわりの筋肉にも反射するので括約筋に反射して尿がちょっと漏れたりもします。
バイ菌が尿の通り道を通って腎臓まで入ってしまうと高熱も出る腎盂腎炎という病気になることもあります。
尿道が短いので男性より女性の方がなりやすい病気です。

身近にあるバイ菌による病気なので免疫力が下がった時になります。
季節の変わり目や、疲れたり、忙しかったりして体力が落ちると、いつもは防げるバイ菌が入ってきてしまいます。
頻尿や膀胱炎は腰痛や膝の痛み　足の冷えの原因にもなります。

　治療は？

膀胱粘膜の炎症を鎮めることと、からだ全体の免疫力を高める治療をします。
膀胱の反応点、弱った内臓に軽いハリやお灸をします。
特にお灸が効果的です。
定期的な温かいお灸が膀胱の炎症を鎮めて尿の回数が確実に減っていきます。
また免疫力が高められるので、症状が出にくくなります。

自分でできることもあります。
膀胱にバイ菌を溜めないように　常温か温かい飲み物をいただいてしっかりトイレへ行きましょう。おなかは冷やさないようにしましょう。
からだの免疫力を高めるために、規則正しい生活にして睡眠もしっかり取りましょう。定期的なお灸が効果的なので、当院ではご自宅でしていただける簡単なお灸もお勧めしています。

お年寄りだけでなく、若い人にも多い病気です。症状が出たら我慢しないで早めに病院や鍼灸院に相談してください。